
こんにちは。管理人のゆうです。人手不足が深刻化する中、非正規雇用の従業員を正社員化することで優秀な人材を確保したい、でも正社員化のメリットやデメリット、具体的な手続き方法がよくわからない、そんな悩みを抱える経営者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、「キャリアアップ助成金・正社員化コース」について、その概要から具体的な手続き方法、注意点までをわかりやすく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
正社員化コースの変更点と概要
まずは正社員化コースの概要から確認しましょう。この制度は、非正規雇用の従業員を正社員に転換した企業に対し、助成金を支給するものです。
2023年11月に正社員化コースが一部拡充され、制度が整備された企業に加算支給される新たな加算制度が設けられました。この変更点を踏まえた上で、令和6年度の内容を確認していきましょう。
正規雇用労働者の定義と助成金支給額
次に正規雇用労働者の定義と、支給される助成金額を見ていきましょう。
正規雇用労働者とは、具体的には以下の要件を全て満たす労働者と定義されています。
- 無期契約でフルタイムで勤務している
- 昇給の対象となっている
- 賞与か退職金のいずれかが支給される
- 非正規雇用との間で賃金に差がある
このように定められた正規雇用労働者に転換した場合、有期契約労働者から正規に転換すれば1人当たり80万円、無期契約労働者からの転換であれば40万円の助成金が支給されます。

対象となる労働者
対象となる労働者は以下のとおりです。
有期雇用労働者、無期雇用労働者
- 支給対象事業主に雇用されている
- 賃金や計算方法が正規雇用労働者と異なる
- 6か月以上の就業規則の適用を受けている
さらに転換前後で3%以上の賃金アップが必要となります。通勤手当や賞与などの変動する手当は除き、転換前後で賃金ベースで3%以上アップしていることが条件です。
助成金受給までの手順と期間
最後に助成金受給までの手順と期間を確認しましょう。
まず5年間有効の計画書を提出し、就業規則の改定を行います。対象労働者本人の希望により正社員転換し、最低6か月は非正規在籍が必要です。
正社員転換後6か月が経過し賃金を全額支給されたら、初回の助成金申請ができます。さらにその後6か月が経過すれば、2回目の申請によりすべての助成金の受給が完了します。

このように正社員化コースを活用するには、一定の期間と手順を踏む必要があるので注意しましょう。
以上が「キャリアアップ助成金・正社員化コース」の概要となります。人手不足対策として、優秀な人材の確保や従業員のモチベーション向上が期待できる制度です。一方で手続きも複雑なので、うまく活用するためのサポートを受けることをおすすめします。
制度を理解し、メリット・デメリットを踏まえた上で、賢く正社員化コースを活用していきましょう。


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